エンジョイホームの家づくりのこだわり
お客様の夢やこだわりが詰まった注文住宅だからこそ、
永く快適に暮らせる住宅でなければなりません。
エンジョイホームは、自由な間取りやデザインとともに
耐震性や断熱性・耐久性など住宅性能をプラスし、
住まいの安全・安心を支えます。
エンジョイホームは繰り返す地震から
大切な家族と住まいを守るため、
構造材JWOOD LVLと制震装置「MAMORY」を
全棟標準採用しています。


木造住宅用制震装置「MAMORY(マモリー)」
東日本大震災以降、震度6以上の地震は全国各地で20回以上発生しています。
特に大きな地震は、一度だけでなく、前震や余震も含めて度重なる地震が建物に
ダメージを与え、次の揺れに耐えられない可能性もあります。

制震装置「MAMORY」は、地震の揺れに応じて作動します。制震装置内部にある特殊高減衰ゴムが地震時の振動エネルギーを瞬時に熱エネルギーに変換し、地震の揺れを吸収、放熱、繰り返し発生する地震に対して効果を発揮します。

建物が地震エネルギーをすべて受け止めて耐えようとするため、構造躯体へのダメージが大きく、余震や別の地震の際に本来の性能を発揮できない可能性があります。


地震エネルギーを制震装置が吸収。建物の揺れが抑えられるため、構造躯体へのダメージが軽減されます。
特長1
繰り返す地震に強い
京都大学防災研究所において、2017年2月に実大実験を実施。震度7クラスの地震波を2回加えても、MAMORYを装着した耐震等級3相当の試験体は倒壊しないことを実証しました。


制震装置により
揺れ幅を89% ※低減
※2017年2月京都大学防災研究所でのMAMORYを使用した実大実験の結果であり、震度7相当の加振2回目の地震波に対する層間変形(揺れ幅)の比較による。
実大実験の様子
※熊本地震再現実験と記載がありますが、再現ではなく、震度7相当の地震波での実験映像です。
特長2
自由度の高い設計にも対応
構造用面材及び筋交いと併設できるため、住宅のデザインや間取りなど、設計の自由度を損なうことなく設置が可能です。

特長3
安心の耐久年数60年 ※
内蔵されている高減衰ゴムは、60年経過しても性能がほとんど変わらず、 効果を発揮することを確認しています。また、部品の交換や点検など、メンテナンスの必要もありません。

特殊高減衰ゴムのチカラ

同じ高さから落とすと、一般的なゴムはよく跳ねますが、高減衰ゴムは全く跳ねません。
高減衰ゴムが揺れを熱に変えて逃す

【構造材 JWOOD LVL】
家の構造材は大きく分けて3種類あります。「無垢材」、「集成材」、そして「単板積層材LVL」です。乾燥収縮や反り、ねじれ、やせといった木の欠点を克服し、木の持つ性格を正しく使い、木が持つ以上の強度を実現した構造材がLVLなのです。

強靭な構造材JWOOD LVLを専用金物で緊結した強固な構造体「JWOOD工法」。
在来軸組工法を強化した新しい軸組工法で、品質、性能が安定した構造材「JWOOD LVL」と専用金物との組合せが「JWOOD工法」です。木材への欠き込みを最小限に抑えた接合部は、欠損が少なく木材同士がしっかりと緊結されるため、長い間安定した耐震性を維持できる住宅づくりを実現しています。

耐震性を確保するためには、
- 必要な耐震壁をバランスよく確保する。
- 耐力壁に見合った性能を持つ軸組接合部。
- 鉄筋コンクリートの連続する基礎と緊結する。
この3つの要素を確保することで、地震に強い家を可能にします。JWOOD工法はこの要件を満たし、従来の工法とは異なった性能を発揮します。

エンジョイホームの注文住宅は
構造材JWOOD LVL(JWOOD工法)を
全棟で採用しています。


<LVLの特長>
①安定した品質
ニュージーランドの大地で植林され、30年で成木となったパイン材を用いて、一定の長さでカットされたパイン材の丸太を大根のかつら剥きの要領で切削し、しっかりと乾燥させます。
厚さ約4ミリに切り出された単板は、弱点となる部分が切り落とされ、1枚ごとにその強さが測定されます。その強さに応じてランク分けされた単板は、製造する材の性能に合わせて選定されてJWOOD LVLが作られるのです。
所定の強さを確保できるものだけが選ばれ作られたJWOOD LVLは単板の段階でしっかりと乾燥させ、積層接着させることで、内部までムラなく低い含水率(含水率10%前後)を維持します。
個々の単板の性能が平均化され、バラつきの少ない安定した品質の構造材JWOOD LVLは木材固有の弱点を克服した理想的な木質材料と言えます。


②精度と寸法安定性
住宅の高気密・高断熱化が求められる現在、寸法変化の少ないLVLを用いることで木材の収縮による隙間を作らず、高性能な住宅を長期的に維持することができます。
日本独特な四季や湿度の変化にも左右されず、今後何十年という長い間安定した品質の家を維持するためには、構造材や土台に長期的に寸法が安定したLVLを使用することがとても重要になるのです。


③優れた防蟻・防腐性能
ほとんどの木材住宅では、建築時に現場で薬剤を塗布することで対応してきました。しかし、近年のシロアリは薬剤が塗布された表面を食い破って内部の木材を食べるため、表面だけの薬剤塗布ではほとんど意味がありません。
JWOOD LVL(EX)は防腐防蟻薬剤が加圧注入されており、中心部までしっかりと薬剤が浸透しており、シロアリの食害に強い材料なのです。


④釘の保持力
耐震性の要である耐力壁のほとんどは、地震に対して釘が抜けないことで抵抗しています。そのため、住宅の耐震性には「釘の保持力」が大きく影響するのです。
JWOOD LVLはベイヒバやベイツガの土台に対しておよそ1.4倍の釘の保持力を発揮。釘の保持力が高いJWOOD工法の住宅は大地震やその後の余震でも高い耐震性を維持できるのです。

⑤住環境にも安心の接着剤
JWOOD LVLには自然環境や衝撃に対する性能が高いフェノール樹脂と呼ばれる接着剤が使われています。フェノール樹脂接着剤は100年以上昔のヨーロッパで集成材用の接着剤として生まれました。当時の集成材建物のうち、現存する建物では接着層の問題は見られず、理論的には300年以上の耐久性を持った接着剤だと言われており、これから長い間大切な住まいを守るためには十分なスペックです。
フェノール樹脂接着剤は熱を加えることで強度を発現するため、JWOOD LVLは高温のホットプレスで長時間圧締します。この接着剤中に残った未反応のホルムアルデヒドは接着剤から追い出されるため、完成されたJWOOD LVLの接着層からホルムアルデヒドはほとんど拡散されません。

⑥トレーサビリティ(履歴情報の追跡)
JWOOD LVLは植林、伐採、製材、加工、出荷までの工程を一貫して行っています。それらの一連の履歴情報は、1本1本の材に印字された14桁の数字によって記録・保管されます。JWOOD LVLの全ての材料は、いつどこで作られ、加工された材料なのかを説明することができ、厳しい品質管理を可能にし、安心・安全な材料の提供を実現しています。

地球環境の未来を見据え、次世代につながる森づくりを行っています。
温暖な気候と豊潤な土壌に恵まれたニュージーランド。
ウッドワンは、この地で30年という長い年月をかけ、最高の無垢一本物のニュージーパイン®を育てています。高品質な商品をお届けするために。そして何よりも、「地球環境」の未来を見据えた森づくりを行うために。植林から枝打ち、間伐、伐採、そしてまた植林する独自の法正林システムを実施しています。



唯一再生可能な資源である木の活用は省CO₂にも貢献。
木材は唯一再生可能な工業資源です。そして、その木材は光合成によって、大気中のCO₂を吸収し、炭素を樹体に固定化して、酸素を大気中に排出します。また木材製品になっても固定された炭素の貯蔵庫として省CO₂に貢献します。


1本のニュージーパイン®の木を余すところなく活用
環境保護への意識が高まる中、限りある木材資源を無駄なく有効に使うことは当然のことです。ウッドワンが育てているニュージーパイン®は上から幹までそれぞれの部位に応じた用途があります。木それぞれの特徴を活かしながら性能や品質を高める加工を施すことで、建築用材として有効活用しています。

断熱性能(断熱材・サッシ)
断熱材
断熱性能を上げるためには、断熱材は不可欠な存在です。断熱材には大きく分けて無機質繊維系・木質繊維系・天然素材系・発泡プラスチック系の4種類があります。
初めての家づくりでは、「どの断熱材を選べば良いか分からない」という方が大半だと思います。断熱材を選ぶ上で大切なことは性能と予算のバランスを取ることです。当社では無機質繊維系のグラスウール(高性能グラスウール・アクリア)、発砲プラスチック系の硬質ウレタンフォーム(フォームライトSL)、同じく硬質ウレタンフォーム(スーパーウォール)の3つを採用し、お客様の要望や予算に合わせてお選びいただけます。
●高性能グラスウール・アクリア
<アクリアの特長>
- 断熱性が高い
- 優れた吸音性
- 不燃材だから安全性が高い
- 害虫対策になる
- 軽くて施工が容易
- 体にやさしい
●硬質ウレタンフォーム・フォームライトSL
<フォームライトSLの特長>
- 省エネルギーで経済的
- 隙間のない確かな施工
- 結露に強く、シロアリの発生も抑える
- 劣化の少ない安心素材
- 吸音性が高い
- 経年・季節変動に強い
●硬質ウレタン断熱パネル・スーパーウォール
<スーパーウォールの特長>
- 部屋間の温度差が少ない室内環境
- 構造用パネルと断熱材を一体化して耐震性に強い
- 35年の無結露保証と高い耐久性
- 優れた遮音性能で音の問題を解消
窓
窓の断熱性能を高めるには、熱を通しやすいフレームは小さくし、熱を通しにくいガラス面を大きくする必要があります。サーモスLはガラスとフレームを一体化させ、優れた断熱性能を実現。
また、高断熱を追求し、ガラスには特殊金属膜の効果で一般複層ガラスの約2倍の高い断熱性を発揮する「Low-E複層ガラス(アルゴンガス入り)」を使用。エンジョイホームはこのアルミと樹脂のハイブリッド構造の高性能窓を標準採用しています。ご予算に合わせてトリプルガラスや高性能樹脂窓などへの変更も可能です。
基礎
突然の地震に備えるために、最も重要なのが基礎部分です。地盤調査を実施後、状況に応じて地盤改良を行った上で、頑丈な基礎をつくります。
基礎配筋
弊社は、基礎幅150mm、ベタ基礎厚み150mm、D13という太さ13mmの異型鉄筋をタテヨコ共200mmピッチで組んでいます。基礎の基準寸法以上のものを使い、お客様の大切な家を守ります。
防湿フィルム
底盤下全体に敷き込んだ防湿フィルムにより地面から上がってくる湿気を遮り、土台・大引きといった床組部分を乾燥した状態に保ちます。
キソパッキンロング
従来は基礎自体に換気口(風窓)を開けて通気しましたが、キソパッキンロングは基礎と土台の間に隙間を設けることで通気を確保。さらに、特殊構造の換気スリットが防鼠材の役割も果たします。
鋼製束
基礎のない部分の大引を支えている鋼製束。木材の収縮による床鳴りや床の不陸による施工後の調整が可能。安全性が高くしっかりとした床を実現します。白アリや腐朽の心配がないので安心です。
外壁材
キレイが長続きする外壁材
外壁の汚れをセルフクリーニングしたり、色あせの原因になる紫外線をガードするなど、新築・リフォーム時の美しさを長く保つケイミュー外壁材。将来のお手入れにかかる費用を大幅に抑えることもできます。
【外壁材の6つの特徴】
①太陽のチカラで外壁の汚れを分解
②雨のチカラでキレイに洗い流す
③無機塗装で紫外線に強く、劣化しにくい
④一般的な塗装に比べて、ライフサイクルコストが断然おトク
⑤光触媒が外壁表面に付着したウイルスや菌を不活化
⑥建物だけではなく、空気もキレイに。
省令準耐火構造
建築基準法で定める準耐火構造に準ずる防火性能を持つ構造として、住宅金融支援機構が定める基準に適合する住宅をいいます。火災に強いだけでなく、火災保険に加入の際にも一般の木造住宅より割安となります。
<省令準耐火構造の特徴>
省令準耐火構造の住宅には次の3点の特徴があります。
1.外部からの延焼防止
隣家などから火をもらいにくくする延焼防止のための構造としています。外壁や軒裏を防火構造(30分耐火)にする、屋根に瓦やスレートなどの不燃材を使用するなどの条件はこのための仕様です。
2.各室防火
火災が発生しても一定時間部屋から火を出さない構造としています。室内の天井や壁には火に強い石膏ボードなどを使用し、防火被膜も施して、指定の性能(15分耐火)を有することで避難や初期消火を容易にしています。
3.他室への延焼遅延
建物内部での延焼についてもできるだけ遅らせる構造としています。火が家全体に広がるのを抑えるため、火の通り道となる壁や天井内部にファイヤーストップ材を用いています。